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花と緑の習い事[ケイコとマナブ]

フラワーデザイナーの日誌

  • 2003年4月27日「ホテル編」 - 花屋冥利 -
  • 今日はあのカトレアにこだわっていたお客様がプリザーブのアレンジを取りに来られる。昨日のうちに作っておいたので後は見ていただくだけ・・・と思ってたら、お電話がかかっきて、予算を一万五千円から2万円に上げるから豪華にして欲しいと言われた。

    五千円あげていただくのはありがたいことだけど、ここまで完成しているものに五千円分なにを付け加えたらいいのか困ってしまった。しかも時間も無い。

    花器は10cm幅の正方形で色はゴールド、中にはワインレッドのプリザーブドローズを3輪入れている。

    そのうち2輪はビクトリアンにして大中小と大きさを変えて変化をつけ、その周りはこげ茶とワインレッドのサテンとゴールドのオーガンジーのリボンをループにしたもので囲い、ビーズのガーランドを絡ませた。

    ここから5千円分どうしようか・・・あまりバラを大きくしすぎてもバランスが悪いし・・・。先輩に相談したらビーズを変えてリボンをもう一色少しだけ足してみることにした。

    それまでにつけていたビーズは普通のなんでもないゴールドのビーズだったのをスワロフスキーの黒のカットビーズにしてもう少し大人っぽい雰囲気が出るようにした。

    黒と言っても光の加減でカット面が玉虫色に変わるように見えるし、ゴールドとワインレッドの上に乗せるとビーズが引き締めて最初に乗せていたゴールドのビーズよりも高級感が出てきた。

    これならあの女優さんにも似合いそうだしみんなにももっと高級感が出て良くなったと誉めてもらった。約束の時間にお客様が取りに来られたとき、私はたまたま席を外していた。

    ショップに戻るとちょうどカウンターのところで先輩とお客様がアレンジを見ながら何かお話しているところだった。

    話を聞いているとどうも黒のビーズがお客様の好みではなかったらしく、もっと華やかにとおっしゃって結局黒のスワロフスキーを外して違うビーズに付け替えてラッピングをした。

    みんなで自信を持ってつけたスワロフスキーだったんだけどな・・。好みって本当に難しい。でもやり直した物も喜んでいただけたのでお客様が満足ならそれが何よりだ。

    そして後日またそのお客様がご来店された。生花のアレンジもプリザーブのアレンジもその女優さんに大変喜んでもらえた、ありがとうと声を掛けていただいたのだ。その上また母の日用のアレンジも2件注文してくださった。こういうのを花屋冥利につきるっていうのかも。

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