- 2002年12月22日「ホテル編」 - ウォーキング -
ブライダルショーまであと一週間になった。今日はスタイリストさんと実際にドレスを着て宴会場でウォーキングの練習があった。
スタイリストさんのセミナーを受けてからいつもきれいな姿勢を保つように気をつけていたけど、モデルの歩き方は普通に歩き方と全く違ってとても難しい。
何が難しいの?と聞かれると「全部」と答えてしまうくらい気をつけないといけないことがたくさんある。常に姿勢は背筋を伸ばして少し後ろにそらし、歩くときはドレスを踏まないようにちょっと蹴り気味に足を出す。
頭は動かさず基本的に目線はまっすぐで上や下を見ずに腰から上は揺らさない。ウエストのところにしわがよらないように、音楽に合わせゆっくりと歩いてポーズもとる。
ポーズをとるときは右足を前に一歩出して体重は左足にかけ3秒停止。歩き始めるときは前に出した右足から歩き始めること。
テーブルを一周するときは少し首を傾けてお客様の目を見ながら、ブーケもお客様のほうに向けてにっこり微笑む。もちろん指先まで見られていることを意識してブーケを持つ。
出来ればさっさと歩いて終わりではなくちょっと余韻を残すような感じで歩けるのがベストなのだ。
たぶんこれがプロのモデルさんなら身についていて自然にできるんだろうけど、素人がこれをまねしようとするとものすごい集中力と体力とエネルギーと持久力がいる!
それにドレスって着てみると見た目よりも結構しんどいのだ。専用の下着で締め付けているし、ヒールの高さは15cm。
歩くことに集中していると指先がおろそかになったり、姿勢に気を取られているとドレスを蹴り気味に歩くことを忘れ自分ですそを踏んでよろよろしたり・・・・。
2時間ほど練習したけど5,6回足をぐねって不安なまま本番を迎えることになった。・本当に大丈夫なんだろうか・・・。
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