- 2001年12月10日「ホテル編」 - ごめんね -
月曜日はほとんどのスタッフが休みなのでやることが多い。午前中は館内のお花を新しいのと取りかえ、市場から届けられる花を水揚げするので終わる。午後からは次の日の準備をする。
パーティーなどに納品するお花を前日から用意しておくのだ。それをこなしながら時間を見て今日のパーティーのお花を会場に納品、撤去をする。
納品しながらのお花の鮮度や器の汚れをチェックする。お花の良し悪しは納品する人の責任になるのでクレームが出ないようにちょっとした花びらの傷も取り除き、きれいなものに取りかえるようにしている。
今日も納品前にガ―べラの花びらに傷があったので取り替えようとしていると「だんだん言うことがプロらしくなってきたなぁ」と言ってもらった。それは私にとっては一番嬉しい誉め言葉だ。
前の花屋さんと比べて一番違うのはここではみんながすごくプロ意識を持っていること。お花の品質はもちろん、デザインもとても素敵で凝っている。でもだからこそ迷うこともあったりする。
例えば毎日たくさんのお花を見ていると、正直、これくらいの変色や傷はいいかなーと思うことがよくある。お花としてはまだ十分きれいだけど、ちょっとした傷のために商品としての価値は下がっていると判断したらほとんどの場合その花は捨てるしかない。
毎日お花にごめんね、捨てたくはないけど・・・と思いながら作業する今日このごろ。
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