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花と緑の習い事[ケイコとマナブ]

フラワーデザイナーの日誌

  • 2001年7月17日「ショップ編」 - クレーム -
  • お昼前にクレームの電話が入ってきた。受話器を取った瞬間からすごい剣幕でおばさんがしゃべっている。聞くと今朝届いた胡蝶蘭二鉢が枯れてしまっていると言うのだ。

    その胡蝶蘭は前日にある会社から依頼を受けて業者に配送をお願いしていたもので、お届け先のご主人の誕生日祝いとしてピンクと白の胡蝶蘭を送ったのだ。電話をかけてきたのはその時家にいた奥さん。その主張は・・・

    1 胡蝶蘭が二鉢ともしなびている

    2 花を和紙でくるんで保護していない

    3 二鉢を一つの箱で送ってくるなんて考えられない

    4 だいたい花屋が自分のところの商品を業者に配達させるなんておかしい。自分たちで運ぶべきだ

    5 代品をすぐに持ってきて

    6 店長から自宅に電話するように伝えて(当日店長はお休みだったので)

    でも調べてみると胡蝶蘭は二鉢とも入荷したばかりの新しいもので前日には何の問題もなかったものだったし、配送業者に渡された後も涼しい倉庫で一晩保管されていた。

    トラックのドライバーに確認するとお届けしたときも枯れているようには見えなかったという返事だった。とりあえずは代品を用意出来るかを確認して店長に連絡を取って報告すると、この奥さんは以前にも同じようなクレームをつけてもめた人だということが分かった。

    いろいろと文句をつけるけど要は胡蝶蘭を一晩でも配送業者の倉庫に置いたことが気に入らないので何を言っても、どんなに事実を調べても聞く耳もたない人なんだと言われた。奥さんの言い分については・・・

    1 戻ってきた胡蝶蘭は花屋の目から見ても特に問題はなく、枯れたりしなびたりはしていなかった

    2 花を和紙で包まないのは蒸れを防ぐためで、その代わりにセロハンで花全体を大きく包み風通しをよくして保護していた

    3 二鉢を一箱で一緒に送ったのは依頼主の会社の希望であって店としての責任はない(二箱に分けて送ると同じ場所でもそれぞれ箱ごとに送料がかかってしまう)

    4 同じ大阪府内でも遠ければ業者に依頼しないと時間、人件費、人手ともにやっていけない

    5 どう見ても胡蝶蘭は問題無くきれい

    代品はその二日後に送ることになり依頼主の会社に連絡を取って事の経緯を説明。すぐに担当者がお店に来て代品を選ばれた。とても神経を使って選んだ胡蝶蘭をそんな風に言われてかなりショックを受けていてかわいそうなくらいだった。

    わざわざまだつぼみがある鉢を選ばれていたのに・・・。去年の夏なんか同じように一晩倉庫に置いたことを怒って花も見ずに返してきたらしい。

    こちらの商品が悪いのなら当然お詫びして代品を送るけど花も見ずに悪いと決め付けるのはどうだろう。ご本人は胡蝶蘭について持論を語っていたけど本当にお花が好きなんだろうかと思ってしまった。

    何度もトラックに揺られる胡蝶蘭が一番かわいそう。ちょっと悲しいクレームだった。

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